鳥海山(ちょうかいさん)は、山形県と秋田県に跨がる標高2,236mの活火山で、山頂に雪が積もった姿が富士山にそっくりなため、出羽富士(でわふじ)とも呼ばれ親しまれている。秋田県では秋田富士(あきたふじ)とも呼ばれている。古くからの名では鳥見山(とりみやま)という。鳥海国定公園に属する。日本百名山・日本百景の一つとして有名です。強い浄化力があるとされ、厄除けや、才能が開花するご利益があるとされています。
鳥海山のパワースポット・見どころ
庄内地方のシンボルともいえる鳥海山は、山形県で最高峰(2,236メートル)の山。日本百名山にも数えられ、その美しい山容から「出羽富士」とも呼ばれています。山頂に鎮座する「鳥海山大物忌(ちょうかいざんおおものいみ)神社」は1400年以上もの歴史があり、長きにわたって人々の篤い信仰を集めてきました。
鳥海山大物忌神社
鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)は、山形県飽海郡遊佐町にある神社で、出羽国一宮、式内社(名神大)、旧社格は国幣中社で、戦後、神社本庁の別表神社となった。鳥海山頂の本社と、麓の吹浦と蕨岡の2か所の口之宮(里宮)の総称として大物忌神社と称する。主祭神は大物忌大神で、『神祗志料』や『大日本国一宮記』では倉稲魂命のことであるとしている。吹浦口之宮では、月読命も併せて祭っている。平成20年(2008年)国の史跡に指定されました。
祭神は大物忌神(おおものいみのかみ)で、外敵を防ぐ、民を守る、邪気を払う、邪に歪んだ心を正すなどのご利益があるとされています。
丸池様
「丸池様」は鳥海山からの湧き水だけを水源とする小さな池です。周囲はぐるりと原生林に囲まれており、エメラルドグリーンの水はとても不思議で神秘的な色。眺めているだけでなんだか神聖な気持ちになります。丸池様自体がご神体とされ、決して魚などを獲ってはならないといわれてきました。
湧き水がとても冷たいので、池の中の倒木はなかなか朽ちることがなく、まるで龍のように水の中に沈んでいます。ちなみに丸池様は、鳥海山の7合目にある「鳥海湖」と地下水脈でつながっている、なんていう伝説もあるそうですよ。
Info
参考URL | 鳥海山登山ガイド-鳥海国定公園観光開発協議会- |
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アクセス | 象潟駅からバスで44分(五合目鉾立) |
住所 | 〒999-8521 山形県飽海郡遊佐町吹浦 |
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類似のパワースポット
青森県むつ市:恐山
恐山は、カルデラ湖である宇曽利湖(うそりこ)を中心とした外輪山の総称で、その正式な呼び名は「恐山菩提寺」。火山岩に覆われた「地獄」と呼ばれる風景と、美しい宇曽利湖の「極楽浜」との対比が特徴です。
霊場であり、高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つとして有名です。寺名は恐山菩提寺、本坊はむつ市田名部にある曹洞宗円通寺である。本尊は延命地蔵菩薩。自然のエネルギーが豊富で、厄除け・浄化・開運に効果があるとされています。
岩手県滝沢市:岩手山
岩手山(いわてさん)は、東北、奥羽山脈北部の山で標高2,038mある。二つの外輪山からなる複成火山、岩手県最高峰であり、日本百名山に選定されている。
古来から信仰の山で、山頂外輪を取り囲むように石仏、山麓の滝沢村・盛岡市に岩手山神社が祭られる。前九年の役以後、巌鷲山大権現大宮司として伊豆国出身の「栗谷川(厨川、工藤)家」が代々祭事を務めることとされていたが、後に祭祀権をめぐり攻防があった。
伝えられているご利益としては、財宝、官位、知恵、縁結び、学業成就、勝負事の必勝祈願などがあげられます。
秋田県鹿角市:黒又山
黒又山(くろまたやま)は、秋田県鹿角市十和田大湯地区中通台地にある、円錐の形をした標高280.6mの山で、地元では「クロマンタ」と愛称され、山頂には本宮神社があります。山の形がピラミッドに似ているので、古代のロマンをかきたてる山としてマニアでは知られている。
黒又山のすぐ近くには、国特別史跡「大湯環状列石」がります。「黒又」の語源はアイヌ語の「クルマッタ」で、神々のオアシスという一説があるとされています。登山口にある鳥居をくぐるとエネルギーが変化する。すっきりしたエネルギーで頂上へ行くほど力強くなる。土のパワースポットとして有名です。
宮城県気仙沼市:安波山
安波山(あんばさん、あんばやま)は、宮城県気仙沼市の市街地の北に位置する山。標高239m。山頂付近には安波山公園が整備されている。「りゅうの階段」「ひのでのてらす」 「ほしのてらす」など、登山道にも仕掛けが施されている。厄除け、開運、縁結びなどにご利益があるとされています。